iPhoneとモレスキンと仕事術

スティーブ・ジョブズはウォルト・ディズニーのフォロワーだった!?

先週、仕事でディズニーとジブリ(宮崎駿)のアニメ映画に関する資料調べをしました。

ご存じの通り、ディズニーアニメは、ウォルト・ディズニー(1901年12月5日~1966年12月15日)が創ったアニメ映画で、世界のアニメの元祖です。

しかし、Wディズニーのアニメに携わる以前の苦労話、数々の野心やトラブルなどを知ると、子ども好きなアニメの天才というより、アメリカンドリームを体現した事業成功者というイメージのほうが実像に近いと思えます。

今回の仕事では、ディズニーについては、アニメの話だけで終わりました。今は仕事を終えてほっとしているところです。

が、それと同時に、ディズニーという会社は、アニメだけでなく実写映画でもヒット作が多く、さらにテーマリゾート「ディズニーランド」の展開など、エンターテインメント分野で大きな成果を上げ続けている超一流企業であることも詳しく知り、改めて感心させられました。

宮崎駿とジブリもすごいんですが、Wディズニーとディズニー社は次元が違いますね。調べれば調べるほどスケールの大きさがわかり、ただただ感心させられるだけでした。

 

見ました? 嵐の大野クンの番組

そして、ちょうど資料調べが終わった頃、偶然、NHKでWディズニーを紹介する番組があることを知りました。

8/22(水)22:00~23:10 すべては夢を届けるために~ウォルト・ディズニー 創造の軌跡~

グッドタイミングでしたね。
さっそく、これも参考になると思い、番組を見ることにしました。

Wディズニーについては昔からいろんなテレビ番組や書籍などで紹介されており、私もこれまで断片的に接してはきましたが、今回はたまたま仕事がらみということもあり、意識して見たのです。

番組は、ディズニーアニメの創造の原点を知ることにポイントを当てたつくりで、大野クンがディズニー本社などを訪れ、創業者のWディズニーが何を考え、どういうポリシーでアニメを創ってきたかについて、実際にアニメーションの制作をしている人や関係者たちから話を聞いていました。※日本人アニメーターもいましたね。

番組内容についてはNHKサイトをご覧ください。※将来、再放送があるかもしれませんからお楽しみに。

ここでは、番組の後半でちらっと紹介された、あることについて記します。

それは、1995年にディズニー社が配給(公開)したアニメ「トイ・ストーリー」の紹介のくだり。

数人の関係者として紹介された写真にあったどこかで見た顔、それは若き日(18年前…40歳)のスティーブ・ジョブズ(1955年2月24日~2011年10月5日)でした。

映ったのはほんの一瞬でしたが、そういえば当時、ジョブズが「トイ・ストーリー」のCG(3D)に協力していたということは、どこかで聞いた記憶がありました。

ジョブズと「トイ・ストーリー」の関係についてはこちらに詳細記事あり。

しかし、この記事に書かれているような状況だった(映画制作会社ピクサーのオーナーだった、「トイ・ストーリー」の成功=CGの可能性に強い自信をもっていた、その後のアップルへの復帰のきっかけになった)ことはまったく知りませんでした。単に、私が無知だっただけですが。

番組では一言紹介されただけで終わりましたが、その瞬間、私の頭の中で何かがはじけました。

突然、ウォルト・ディズニーとスティーブ・ジョブズがぴったりと重なり合ったのです。

 

スティーブ・ジョブズはウォルト・ディズニーのフォロワーだった!

私は番組の途中から、Wディズニーのモノづくりの考え方がだれかに似ているなと思い始めていました。

そして、先ほどのシーンを見た瞬間、(NHKの主旨や狙いとはまったく関係ありませんでしたが)あ~そうだったんだ、と突然気づいたんです。

 

私が感じたWディズニーとジョブズの共通点

○モノづくりの原点(大原則)に「人の感覚(快感)」を置いている
→(アニメ)キャラクターの動きを限りなく人間の動きに近づけた
→(iPhone)人間の指先の感覚に機械をフィットさせた(私見ですが)

○プライドの高いワンマン経営者…夢や目標をしっかりもっているから人がついてくる

○クリエイターというよりアート感覚をもったプロデューサー

○遊び心と目立ちたがり
→Wディズニーは自分のテレビ番組の司会やミッキーの声優までしていた
→Sジョブズはサプライズとプレゼンテーションの達人だった

○自分で創ったモノへの一途な愛と経済観念の一体化、著作権・版権の徹底管理

 

Wディズニーが亡くなったのはジョブズが11歳の時ですから、2人にリルタイムの接触はありません。

具体的な接点としては「トイ・ストーリー」というアニメ映画の制作においてのみ。しかも、これはビジネス上のこと。

しかし、ジョブズは間違いなくWディズニー(の生き方)を目指していた。
と、私は確信したのです。

スティーブ・ジョブズはウォルト・ディズニーのフォロワーだった!

 

念のために記しておきますが、これはすべて私の空想です。
ジョブズもこんなことは死んでも(死んじゃいましたが)口に出さないでしょう。

ですが、ひょっとしてアップルファンのみなさんは当然、知っていることなのかも知れません。もしそうなら「何を今さら」と笑われるだけですが、いかがでしょうか。

 

   *   *   *   *   *

 

最後に話はちょっと飛びますが、最近の日本企業がダメな理由として、マスコミや経済関係者はよく「デザイン力のなさ」をあげられますね。昨夜のWBS(テレビ東京)でもそんな話がなされていました。

が、私は、足りないのはデザイン力ではなく、「人の感覚」「こだわり力」「プロデュース力」のなさではないかと思っています。

えらそうなことはいえないのですが、日本に力のあるデザイナーはたくさんいると思います。
いないのは、デザイナーなどの専門職や現場スタッフを絶妙に組み合わせて使いこなす、真のアート感覚をもったプロデューサーではないでしょうか。

WディズニーやSジョブズのような人間は…これまでの日本にはいなかったし、今後も出てくるとは思えない…(悔しい、悲しい)

 

これを読んで発奮される方がどんどん出てこられることを願います。

 

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